『ムソつきはホニャララの始まり』

無性に王将に行きたい


中国では108通りもの餃子の包み方があり、日本でお馴染みのあの形は『直柔包』という包み方で『ヂンニャアポウ』と発音するらしいというのは真っ赤な嘘


たまにはあっさりした嘘をついてみようと思った
でも無性に王将に行きたいのは本当
餃子をたくさん食べたい
餃子だけで満腹になりたい


でも本当は炒飯も食べたい


お前は本当に無意味な嘘をつくことが多いよなと友達に言われてなるほどと思った
でも意味の無い嘘というものははたして嘘と言えるのだろうか?
『嘘つきは泥棒の始まり』ということわざがあるが、"誰かを欺こう"という悪意が無い嘘は、厳密には嘘とは言えないと思う
では俺が普段から半ば無意識に口走っているものは一体何なのだろう


既存の言葉ではうまく表すことができなくてモヤモヤしそうなので今ここに新たな概念を定義する
『誰かを欺くことを目的とされた事実とは異なる話』は『ウソ』
『誰かを欺くことを目的としない事実とは異なる話』は『ムソ』


つまり俺は『ムソつき』だけど『ウソつき』ではないし
普段から口走っているものはれっきとした『ムソ』であって『ウソ』ではない
だから今度から俺のことを『ウソつき』呼ばわりする奴がいたらソイツはもうアレだ
なんかもうアレだよ、アレ




どれだよ!!
知るかよ!!
いい加減めんどくさいんだよ!!
どうやってもまとまらないんだクソッタレが!!!!


眠いときの文章ほど酷いものはないと思う