コクリコ坂から』を見た
全く期待しないで見たけど思っていたよりもずっと良かった
久しぶりにジブリ映画を見た気がする 映画館できちんと見たのは『千と千尋の神隠し』以来か


と思ったけどよく考えたら『ハウルの動く城』も見に行っていた
高校二年生の頃に春日さんと表さんと一緒に行った


耳をすませば』もそうだったけど ファンタジー色の少ないジブリ映画を見ると 見終わった後に現実の自分と比較してしまう
登場人物みんなすごい楽しそうでうらやましく思うしそれに引き換え自分は何をやっているんだろうって思う
コクリコ坂から』も『耳をすませば』も少女漫画が原作だからか こんなことを口に出すのも恥ずかしいけど 自分もこういう恋愛をしてみたいなーって思わせるようなストーリー


見てないけどサマー・ウォーズとか秒速5センチメートルとかも多分そう
高校生の頃や中学生の頃みたいに自分はもう二度と戻れないし体験できない時期に焦点を当てた映画を見ると泣きそうになるし戻りたくなる
普通の人よりもずっと恵まれて充実した高校生活を送っていた自信はあるけどそれでもやっぱり経験していないことに対する憧れはあるし例えばベタだけど田んぼの横のあぜ道を自転車を押して二人で歩いて帰ったり
急に夕立が降ってきたから近くの手を取って神社まで走って境内で雨宿りしたりとか
商店街を通って肉屋のコロッケを二人で食べたりとか
自転車で二人乗りしながら夜明けを迎えたり
風邪をひいて寝込んでいる一人暮らしの先輩を見舞ったり
軽口をたたき合ったり仲良くしたいのに素っ気なくされたりスカートめくったり
二人でこたつに入ったり
屋上でお弁当食べたり
帰りに踏切りで一緒になったり


爆発しそうだ