今日はじいちゃんの三回忌だった
あっちでは元気してるのかな?
どうなんだろ
若い女の子に夢中とかだったらちょっと嫌だ…


4時から二次面接
なんかわからんけどすごい緊張した
何を聞かれるんだろ…
噛んだらどうしよう…
スーツ着た妙齢の美人眼鏡女講師に言い寄られたらどうしよう間違いなく惚れてしまうよね…
とかいろいろ心配しながら歩いてたら着いた
面談室へ通される
少ししたらもう一人面接の人が来た
一次面接で一緒だった人だった
『あ、ドーモドーモ』
とか言ってたら塾長が来た


…この人は!!!!


俺がこの前の模擬授業で絡みまくった人じゃん!!
ここの塾長だったのかよ!!


この時ばかりは
『…俺終わったな』
って思った


でも面接が始まったらなんか真っ先に
『君達は採用です』
みたいなことを言われて


ポーン


って感じになった


で、いろいろ雇用制度とか勤務体系とかの説明を受けた後
面談室から教室へ移動
そこで新たに二人の人と合流して
とりあえずみんなで自己紹介をした
年上だと思ってたら…同い年だったのかよ!!って人が多くて驚いた
その後15分くらい与えられてそれぞれある程度教えることを組み立ててから
また順番に模擬授業をやっていった
今回はみんなテーマが決まっていて、受動態についての授業だった
今日もやる前はかなり緊張したけど
いざ授業を始めたらすごい楽しかった


一人一人終わった後に批評したり感想を述べたりするんだけど
俺はわりかし誉められた
ヒューヒュー


特に塾長さんが言うには
俺には3つの武器があるらしい
一つ目は声が低いこと
俺は大勢の人の前で話す時に半ば無意識で声が低くなるんだけど
それがなんか、話を聞かなきゃ!!みたいな気持ちにさせるらしいよ
普段、声を褒められることって滅多に無いからさ
やたら嬉しかったわー


二つ目は忘れた


三つ目は腕まくり
ここの塾は勤務中常にスーツ着用が義務付けられてるところだから
この前の面接も今日の面接もスーツを着てったわけで
板書するときに長袖だとやりづらいから
模擬授業を始める前にまず肘まで袖をまくってたんだけど
それがなんかすごい気に入られたみたいで
やたら腕まくりをベタ褒めされた
俺を採用する決め手になったのも腕まくりだったんだってさ


ポーン


そんな感じで
塾の時間講師になることが決まりました
初授業は4月8日
しかも集団授業


…いきなり過ぎるだろ!!!!
まだ研修もろくにやってないっていうのに


不安だ…